【 MY NOTE 】

MY NOTE:つれづれと綴るもの。


レモンを収穫  2017/03/09(木)
網焼きパン  2017/03/05(日)
肖像  2017/02/28(火)
Episode 5の開始です  2017/02/23(木)
Episode 4-3 オマケ漫画 アップしました。  2017/02/14(火)


レモンを収穫

我が家の庭で収穫したレモンを大量に加工しました。

皮で塩レモンを作り、絞った果汁は砂糖を加えてシロップに。


塩レモンというと、八ツ割くらいのレモンで果肉ごと作る図がイメージされますが、
去年それを作ったところ、いざ使うとなると面倒くさい。
(八ツ割のレモンでもとっても塩辛いので包丁でみじん切りして少量ずつ使うことに)

パパッと使えるよう、フードプロセッサーで皮を粉砕して同量の塩であえました。

瓶に詰めてすぐの状態では、なんだかゆで卵のそぼろのようですが、
これから水分がゆっくり染み出てきてくるはず。


ああそれにしても大量にできた。
これでも収穫したレモンのごく一部なんです。
他は人にもらっていただきました。


結婚した年にレモンの苗を植えて、今年で6年目。
ひ弱だったレモンがようやくまともに実をつけるようになりました。

が、しかしいきなり100個くらいついたよ。
実家のレモンは200個以上採れるので、まだまだ成長の余地ありです。


こ、こんなにレモンがあっても使い切れない…


夫がレモン好きなので レモンレモンと喜んでいますが、
いざ料理するのは私だぜぇ〜 と途方にくれた目で大木になってきたレモンの木を見つめていました。


Date: 2017/03/09(木)


網焼きパン

今日のお昼ご飯はニョッキを食べたい。
新玉ねぎ、カボチャ、しめじにウインナーのスライスを豆乳ソースでからめて具だくさんのニョッキ。
ちょっとだけパンを添えて食べたい。
午前中に買い物に出かけて食パン買ってこよう。


そう計画していた今日のはじめ、
ヤマト運輸から荷物が届くことを忘れていて、時間指定してもいなかったことに気づきました。

あああ買い物に出かけている間に配達に来られて再配達なんて超申し訳ない。
宅急便くるまで買い物は控えよう、ああそうしたらお昼ご飯の時間がずれこんで変なことになるぞ。

いつも休日の買い物は夫婦で行く暗黙の謎ルールがあるけど、
私だけぱっと行って買ってこようか、でも夫がほしがる良いものが今日のスーパーにはあるかもしれない。

いっそのことパンを添えるのはなしで?
ああでもニョッキ単品だけではなんだか食指が動かないのだ。

んじゃあニョッキをやめるか?
ニョッキの賞味期限がきてるんだ〜〜〜〜

パンが食べたい。パンが食べたい。



なんてしょうもないことを堂々巡りで朝いちばんから悩んでいて、ふと発酵なしですぐに焼けるパンのレシピを思い出しました。


栗原はるみさんの網焼きパンです。
http://www.kyounoryouri.jp/recipe/20122_%E7%B0%A1%E5%8D%98%E7%B6%B2%E7%84%BC%E3%81%8D%E3%83%91%E3%83%B3.html


数年前「きょうの料理」で見て、おいしそうでたまらずすぐに作りました。
確かに簡単で美味しかった! 
でも今日まですっかり忘れていた!


宅急便を待つ間、買いに行けないパンの代わりに自作することに。
発酵時間がいらないので本当に簡単です。30分でランチができてしまいました。

そして焼きたてのパンの美味しいこと。
夫も喜んでバクバク食べてくれました。
この薄焼きのパンが、なんとなく中央アジアっぽい雰囲気で珍しくていいですよね。

シンプルなパンなので良い小麦粉を使った方が味が引き立つと思います。

そしてフランスで買ったパン焼き用の網で焼きました。水玉模様がついてかわいいのです。
こういう食パンを焼く網って日本では見かけませんね?
いろいろ焼き目がつけられる網ってかわいくて斬新なので日本規格でほしいなあ。


というわけで、結局スーパーで食パンを買うよりも充実したお昼ご飯になりました。


ところでヤマト運輸の労使問題が最近いろいろと報道されていて、
頻繁にお世話になっている身としてとても申し訳なく心が痛みます。

うちはよく通販などを利用するのですが、極力再配達がないようクロネコメンバーズに登録して事前に指定しています。

それでも、こんな安い商品がどうして送料無料なんだ? と過剰サービスが常態化しているのは考え物ですね。
消費者は得をして便利で助かるけれど、どこかに皺寄せがいっているものなんだとその裏側を想像して申し訳ない気分になります。

ドライバーさん、いつもありがとうございます。

Date: 2017/03/05(日)


肖像

ドS軍人ストラウスの肖像を今後漫画内の素材として使うために描いてみました。

なかなか男前に描けたんじゃないかと気に入りました。

Date: 2017/02/28(火)


Episode 5の開始です

今日から Episode 5の開始です。

今回はサスペンスっぽい雰囲気にしたいです。
カッコいい中年男たちをたくさん描きたい。 楽しみですね。


添付のカットは西洋古典絵画風の様式で怪物を描こうとして、
結局様式を真似きれずになんだかよくわからない我流になってしまいました。



古典絵画の怪物というと、
真っ先に思いついたのはルネサンス期のカルパッチョの『聖ゲオルギウスと竜』でした。

(こちらをご参考に)
http://www.everypainterpaintshimself.com/article/carpaccios_st._george_and_the_dragon_1502

とても有名な絵なのですが、初めて見たとき、なんか竜が小さくねぇ!? と思いましたとも。
高校生の頃で、ゲームだの映画だののドラゴンのイメージが先行していたのです。


聖ゲオルギウスのテーマの絵画に描かれるドラゴンは、古典のものであればあるほど小ぶりです。
なんかもう、犬くらいのサイズしかなかったり。

カルパッチョのドラゴンも、お尻のあたりはどうも犬っぽい。
羽毛のようなものも生えているし、うーん、なんだか現代のドラゴンのイメージと結構違う。


それもそのはず、人は自分の見たものしか絵に描けない。
イタリア人であるカルパッチョの周囲から観察できるだけの動物の要素をつぎ込んでこの化け物がデザインされたのでしょう。

温帯地方にいる大型の爬虫類なんかをこの時代の画家が観察できる機会があったのかも不明ですが、
まあそんな機会はなかったのでしょう。

超大型の爬虫類っぽい現代のドラゴンは、
地球が開かれて様々な地域の生き物を目にすることができて以降に確立されたイメージであると思います。


ドラゴンの大きさに関しても、現代から見て小ぶりに思えるのは、
西洋絵画の古くからある様式がまずひとつの理由でしょう。

西洋では近代になるまで、基本的に人物などは全身像で描かなければいけなかった。
主たる人物を全身で絵の中に収め、それに相対するモチーフも全体を収めるとなると…
ドラゴンの大きさもまあこんな感じかな、という具合になるのです。


巨大なものを表現するカメラアングルのテクニックをこの時代の画家が知らなかったというのも理由でしょう。

現代人は映像によるスケール感の表現に慣れてしまっているので、
映像を切り取って一枚の絵で表現するのもなんてことはない。

巨大なドラゴンと対峙するヒーローの絵を描くとき、
例えばドラゴンの頭だけを大きく画面いっぱいに描き、小さくヒーローの全身像を手前に置く。

これだけでもドラゴンの圧倒的サイズ感を表現することは可能ですが、
ルネサンス期のこの時代に、そういう概念はまだ生まれていなかったのです。


映像という表現方法を手に入れてから現代人のスケール感に対する期待は高揚して
ドラゴンの大きさがインフレを起こしていますが、
ルネサンス期の人々にとっては、これでも十分に迫力のある怪物でしょう。

毒気を吐き、疫病をもたらし、毎日生贄を要求したドラゴンです。




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こういうことをカルパッチョの絵を見ながら考えていて、
今の時代の怪物というのは、歴史を得てたくさんの人の手が入った集合知の産物なんだなぁ、と思いました。

古典の時代から怪物のイメージの変遷を見るのも楽しい絵画鑑賞です。

基本的には画家が見たものを、いろいろと組み合わせて描いている。

ブリューゲルの絵でいうと、ここに見られるのはごく一部なんですが、
昆虫や鳥の羽を人っぽいものや魚に生やしたり、
あるいは金属製のもの(鍋とかナイフとか)を生っぽい生き物と合体させたりとか。

http://www.artbible.info/art/large/485.html

異物どうしを組み合わせることによって怪物を表現しようとした試みがよくわかります。


やはり人は自分の目で見たものでないと絵が描けないので、
時代を追って人の知識が増えていくにつれ表現の幅が広がるのは当然のことです。

今の時代の怪物は、もっと自由な姿をしていて、大きさも様々。
異形のものを好きなだけ描ける時代になったのです。


かといって、古典の画家の想像力が乏しかったかというと、決してそうではないはず。
キリスト教の経典などは、幻想的で壮大な言葉がたくさんつづられているので
その幽玄さをどう表現しようかとあれこれ試行錯誤はしたでしょう。


いつも幽玄な経典というと私は『ヨハネの黙示録』を思うのです。


"ヨハネの黙示録 第10章"

  わたしは、もうひとりの強い御使が、雲に包まれて、天から降りて来るのを見た。
  その頭に、にじをいただき、その顔は太陽のようで、その足は火の柱のようであった。
  彼は、開かれた小さな巻物を手に持っていた。


なんだこれは、まったく意味不明だ。
足が柱のようだって、何なんだ。

これを読んだ大学生当時の自分はふつうでは考え及ばないようなイマジネーションにびっくりしたのです。


そして、アルブレヒト・デューラーがこの第10章を描いたのがコレ。
http://art-bible.net/Apocalypsis/John-swallows-book.html

おいおい、なんじゃこれは、と吹き出すのを禁じえませんでした。


デューラーの『ヨハネの黙示録』シリーズはかっこよくて好きなんですが、
この第10章の表現だけはどうも笑ってしまう。

第10章は幽玄なイマジネーションを表現するのがとても難しい画題だとずっと考えています。

(他の『ヨハネの黙示録』シリーズはこちらをご参考に)
http://www.wga.hu/frames-e.html?/html/d/durer/2/12/2apocaly/index.html


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漫画とは全然関係ない話題で長くなってしまいました。



Date: 2017/02/23(木)


Episode 4-3 オマケ漫画 アップしました。

Episode 4-3のオマケ漫画を4ページアップしました。

こちらからどうぞ
http://www.cristinmilites.com/comic/hat4_3/omake/omake.html


たまたまバレンタインと更新がかぶりました。
甘々なかんじです。


主人公は具体的にいつが誕生日とは作者の私も知りませんが、夏生まれだと思います。なんとなく。



さて、少し休んで次のエピソードに取り掛かります。

次は、サスペンスっぽい雰囲気にしたいです。
描くのが楽しみです。


読者の皆さんもゆるゆるお待ちくだされば幸いです。
Date: 2017/02/14(火)


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