Episode 5-3 Part 2 終了しました
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今日で Episode 5-3 Part 2 は終了です。 もう一心不乱に描き進めました。
106ページのマルセルのセリフが描きたくて、 それを目指して黙々と描いていたのです。
作者がBBAになったら漫画も説教臭くなってアレなんですが、 BBAになった特権で説教臭いセリフを描く。
特に若い方に、最近で一番私が伝えたかったことをマルセルに喋ってもらいました。
考えることをやめないで、日々あれこれ事の大小を問わず考え続けてほしいなと作者は思います。
特に自分はどう生きたいのか、そのためにどうしたらいいのか、 今の自分が嫌ならばそれを変えるにはどうしたらいいのか、 蓋をしたくなるような考え事でも、目を背けずに向き合ってほしいなと思っています。
作者もあれこれ悩み考えながらBBAになりました。 割と今のBBAステータスを気に入っています。
今の状況を気に入っているのは、 それなりに20代の頃に自分が考え努力してきたからだという自負もあって、 だからこそ若い人たちには人生に悲観せずに、常によりよく生きることを考え続けてほしいのです。
日本はダメだ、社会はクソだ、という大人も大勢いるけれど、 同じ大人の立場から見て 彼らの不満足な現状は往々にして自分の中にその因果があることが多い。
過去の自分に目を背けて未来までクソだと若い人たちに幻滅を投げ放つような大人にはなりたくないなぁ、と常々思います。
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さて今回のお話は、いい加減登場人物も増えてややこしくなってきたので ストーリーと各人の立場や主張を整理するためのおさらいとして描きました。
本編の話は1mmも進んでないのにおさらいで100p越えとは(;∀;)
けれどそれほどしんどくなかったのは描き応えのある絵をたくさん描けたからだと思います。
想像以上に時間がかかってしまったんですが、今回は絵作りも息切れせずに頑張れたので結構充実した画面になっていると思います。
私は同じ人物を同じ空間で延々と描き続けることが苦痛なんだとわかりました。 今回は色んなキャラクターを、様々な背景で描けたので楽しかったです。
普段は話の終わりに近づくと、 こんな漫画描いてて意味あるのだろうかと呪いのような疲労感に襲われるのですが、今回はかなり元気でした。
マルセルとアル=デステが現状の人物の立ち位置を話し合う内容ですが、 ただ座って延々と喋っているだけという絵は漫画として致命的。
そんな状況で100pももたないと考えているうち、 ふとナインボールに例えて会話を進めることを思い立ったので採用したのでした。
ビリヤード、私はすごい下手で、そもそもそんなに数をこなしたこともないので ヘンだったらごめんなさい! 見過ごしてください… へへ…(^^;;)
少し休んで、Episode 5-3のラストに向かって頑張ります。
Episode 5-3、本来なら去年の年末には終わっているはずだったんだけど(脳内スケジュール) 時間は伸び伸びですな。
でもちょっと時間をかけても絵作り頑張ろうというのが今年の目標なので、 読者の皆様、またこれからもゆるゆるお付き合いください。
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Date: 2018/03/27(火)
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